• もろおか紀美子 眠れぬ夜の傑作集7

    もろおか紀美子

    縛られている。性という鎖にがんじがらめにされて…。
    愛は選択。妥協と肉欲と地位…不自由な愛に生きるのは窒息してしまう――

    婚約者の彼に身体が拒否してしまう…。本能が求めているのは同性の主任で!?…『秘密し・た・い』
    獲物を狩る肉食獣のような目をした男に、人妻の私は絡めとられて…もう逃げられない!!…『愛を射る』
    魔女として蔑まれながら処刑された女は、子々孫々まで復讐を誓うが――…『裁かれし情炎の宴』

    時に、身体は心以上に正直で…。欠乏している栄養を欲するかのように情愛を求めて肌を重ね合う!!
    たとえそれが茨の道であっても―― もろおか紀美子先生の傑作集・第7弾!!

  • 惚れた女の愛の刻印

    榎本由美

    「今の愛に生きたいの。今だけでいい…愛する人といたいの」
    政治利用される諦念の美女が、ヤクザの男と惹かれ合い、悲恋の物語を紡いでいく――

    出会ったのは早咲きの桜が淡色に咲き乱れている季節。
    男は、地域一帯を取り仕切っている組長。
    女は、現役大臣との婚姻を控えた議員の娘。

    生きる世界の違い、身分違いのふたりは運命に導かれるように求め合った。
    愛を寸分も理解できなかった組長の男は、不器用に恋を知り、
    政略結婚をさせられる議員の娘も、最初で最後の愛に溺れていき――

    「離ればなれになろうと、どうなろうと、生涯お前だけだ」
    心身ともに最愛の恋人を刻みつけていくふたりだったが…。

  • したたかな女 過去の私とひとり旅

    榎本由美

    当時、折しも世の中はバブル経済期。その頃の私は、若さゆえ何でもできると思っていた…。
    これは、芋っぽい田舎娘の華麗なる転身と転落の半生の物語。

    都会の大学に進学した田舎者な私は、
    アーティスト志望のカッコイイ彼に惹かれ同棲。
    彼に捧げたハジメテ、彼のために働き、けれどあっけなく浮気され捨てられる。

    都合の良い女が弄ばれた挙句、飽きたらポイ…という話で終われば、
    よくあるお約束というか、テンプレになったと思うけれど、

    愛や気持ち良さは自分で求めるものと気づいた私は即実践・即行動!!
    煌びやかに着飾って誰もが羨む人生を手に入れたけど―!?

    性と愛に、したたかに食いつく女の半生、そして未来とは――

  • 背中で感じる一流の男を探して

    榎本由美

    背中をなぞる熱い指先は、感じたことのない至福を導いてくれる――
    カラダの芯から甘く震える刺激は、カレ以外とじゃ得られない!?

    出会いは大手企業のクルーズ船でのパーティー。
    私はコンパニオンとして、彼は若手のエリートサラリーマンとして。

    私が求める「仕事も趣味もセックスも一流な男」に、まさしく彼はぴったりだった。
    もっとも、セックスについては一夜を共にした結果論だったけれど…。

    彼は生活臭のしない不思議な男性で、でも、
    私の積極的なアプローチに押される人間味もあって、
    彼となら結婚だってしたいと思わされるほどに惹かれていたのに…。

    「僕には行かなければならない所がある。君のことは生涯わすれない」
    ある日突然、彼は私の前から姿を消して、どこかへと溶けてしまい――

  • もろおか紀美子 眠れぬ夜の傑作集6

    もろおか紀美子

    時の魔法にかかった愛の奇跡にーー感謝します。
    過去にも未来にも振り回されながら、それでも運命に抗って愛を掴み取ろうとするが――

    意中の女性は既に見知らぬ男のモノ。絶望の末、命を断とうとするも目が覚めると時間を遡っていて!?…『時の魔法 愛の奇跡』
    衆目美麗な彼氏は目移りが激しい!?私を一番に見て欲しい…と思っていたら予想もしない事実が――…『彼はウワキ者!!』
    男尊女卑の社会で生き抜く女は強くあらねばならない…のに、凍った心が溶かされる出会いが!!…『姦悪なラヴ・ゲーム』

    一生を誓って、二度と離さない!!そのためには、どんな手段もいとわない――
    最愛の相手との彩られた世界を願うも、待ち受けるのは苦難の路!?もろおか紀美子先生の傑作集・第6弾!!

  • 恋愛カウンセラー マキの貞操ファイル ファイル7

    村生ミオ,佐々木徹

    恋愛カウンセラーのマキ先生のところへ訪れる悩める女性たち。
    ちょっぴりエッチでちょっぴり切ない告白メールの一部をご紹介。
    一年前から営業マネージャーと不倫中のA美。スリルという興奮剤と背徳感で本能の赴くままに快楽を貪りあう___!
    マキ先生…晴れて独身に戻った彼だけど…そろそろ潮時かも…!?
    ※カルテ24~27を収録(最終巻)

    初出:週刊ポスト 2014年9月19・26日号~2021年1月15・22日号(小学館)